awsの監視をする基本を理解しよう

パソコン24

awsを運用するときには適切な方法でサーバー監視をしていくことが必要になります。今までサーバーを運用したことがなかった場合にはそもそも監視とは何かがわからずに困るかもしれませんが、自社サーバーを使ってきたケースでもawsの監視では注意しなければならない点があります。

この記事ではその最も基本になる部分を説明します。

わずかなコストで実現できるawsのurlの監視方法とは?

awsを使うときに監視すべき範囲

サーバーを運用するときには基本的には監視をすることが必須ですが、どのようなタイプのサーバーを運用するかによって監視の範囲には大きな違いがあります。自社サーバーの場合にはサーバー本体のハード面から監視をすることが求められ、サーバー本体が設置されている場所で物理的な作業をする必要が生じることも珍しくありません。

サーバー内部についても領域の割り当てを代表として、リソースの配分やトラフィックまであらゆるところを監視しなければなりません。しかし、awsの場合には自社サーバーとは違い、awsが提供するクラウドサーバーを使用することになります。

クラウドサーバーの場合にどこまで監視が必要かは契約先によって違いがあります。awsの場合にはサーバーとして利用できるインスタンスを作成可能な領域をユーザーに割り当てるところまでを担当し、インスタンスなどを構築する以降のことはユーザーが担う仕組みになっているのが特徴です。

そのため、監視しなければならないのは割り当てられた領域に関する情報や、その内部にあるストレージやメモリなどのリソースの状況のみになります。

サーバー本体については監視する必要がなく、もし障害があったとしても速やかに割り当てられる領域が変更されるので運用に支障が生じるリスクはほとんどありません。

awsの監視の基本は二つ

このような前提知識を持った上でもう少し具体的にawsの監視では何をする必要があるのかを考えてみましょう。監視の目的は基本的に二つに分けることができます。一つは障害対策で、インスタンス上で利用しているアプリが使えなくなったり、ストレージにアクセスできなくなったり、通信が著しく遅くなったりするトラブルを回避または改善するのが目的です。

もう一つはコスト対策で、awsの利用料金を無駄にかけてしまわないようにするための対策を立てるのに監視が必要になります。この二点について詳しく確認していきましょう。

障害対策の基本は即時対処と予防

障害対策はawsに限らずサーバーを運用する上で欠かせないことで監視をする最大の目的になります。例えば、aws上に経費精算システムを構築して運用していた場合にサーバー障害でシステムを使えなくなると経費精算が一切できなくなってしまいます。

経費精算なら後日でも良いと考えられるかもしれませんが、日常業務に必要な顧客管理システムが運用されていたとしたら業務が完全に停止するリスクすらあるでしょう。このような障害の対策をして、いつでもユーザーが快適にサーバー上のシステムやアプリを利用できるようにする必要があります。

障害対策では発生してしまった障害の即時対処による改善と、発生そのものの予防の二つが基本になります。障害が発生したときにサーバー上のどこで何が問題になっているかを確認し、リソースの配分を変更するなどの適切な対処をすることで元通りに利用できるようにするのが監視業務の重要なポイントです。

そして、このような障害が発生しないように常に容量やメモリなどのリソース情報を取得し、データトラフィックを確認して余裕がある運用になっているかを確認することも必要になります。このままトラフィックが増えると障害が発生するかもしれない場合にはリソースの配分を変えて対処をするというのが一般的な方法です。

awsを導入してからネットワーク機器を監視する基本的なアプローチ

コスト対策の基本はリソースの分配とアラート

awsでは可変性のあるリソースを提供しているのが特徴で、例えば容量が不足しそうなときにも自動的に追加することで容量オーバーによるエラーが起こらないようにする仕組みを持っています。ただ、この可変的な対応は無料ではなく、awsの料金のほとんどは容量や通信量に依存するようになっているので、むやみにリソースが増えてしまうとコストがかさんでいくことになります。

そのため、確保されているリソースを最適な形で配分することにより余計な料金が発生しないようにする運用が重要です。

サーバー監視はこの点で欠かせない役割を果たしています。リソースの追加が突然必要になるというケースはユーザーがどのように利用しているかによって大きく左右されます。突然大量のメールを送信したためにメールサーバーの負荷が大きくなってリソースオーバーになるというのがよくあるパターンです。

しかし、それが事前にわかっていればそのときだけ他に割り当てられているリソースをメールサーバーに配分して追加料金を発生させることなく運用することができます。このような際にユーザーにアラートを出すようにすれば事前に情報を得て対策をすることができるでしょう。

また、リソースの使用状況を定期的に取得して統計的に見てみると、いつどこで負荷が大きくなるかがわかってきます。それに応じてリソースの分配を変更するスケジュールを立てることで最小限のリソースを有効活用できます。

監視してきたデータを解析して運用に生かすのも監視業務として重要なものなのです。

自動化を進めるのも基本のうち

awsの監視では自動化を進めるのも基本として知られています。有人によるリアルタイムの監視は必ず行わなければならないものではなく、例えばリソース状況を知るのに必要なメトリクスは自動的に取得してログを作っていくことが可能です。

リソースの配分についても条件を設定してどのように対処するかをスクリプトにしてしまえば機械的に対応できるようになります。単純なものは機会に任せた方が人が判断するよりも迅速に対応できるので効率が上がります。

そのため、自動化を積極的に進めていくのが監視体制を整える上で必須と言えます。

awsの監視体制を整えよう

awsを運用するときには割り当てられた領域以降に関する監視体制を整えることが必要です。その基本は障害対策とコスト対策の二つで、安定して運用できる環境を作りつつ、awsの利用料金体系に応じたコスト削減の方策を練ることが重要になります。

自動化を進めることで効率も向上するので、可能な限り自動化をしていきましょう。

aws elbには監視機能とともに多くの特徴があります